Nagoya flight report · 2026

名古屋発はなぜ高く見える? 中国東方航空の上海接続と2026年秋の保存価格を検証

便数の変化と航空券価格は別の証拠です。確認できる範囲を分けて整理します。

公開日:2026年7月25日データ基準:2026年7月25日 04:00ごろ(日本時間)AMUSTAY Flight保存価格
結論2025年のセントレア案内には中国東方航空の上海行きとしてMU292・MU530・MU720の3便名が掲載され、2026年7月に確認した現行スケジュールではMU530とMU720を確認できます。ただし、これだけで年間の供給座席数減少や価格上昇の原因を証明することはできません。

価格データでは、MUだけが最安を作っているわけではない

2026年9〜11月の名古屋発モスクワ行き片道を、同じ航空券候補の重複をまとめて主航空会社コード別に数えると、次のようになりました。

名古屋発モスクワ行き・主航空会社コード別の保存候補
APIコード候補数観測最安読み方
7C34件68,390円最安観測はMUではなかった
MM18件70,581円複数社を含む旅程の主コード
MU12件74,474円上海接続の重要候補
VN10件96,985円ハノイ接続候補を含む
UO8件90,053円香港接続候補を含む
OZ8件108,710円ソウル接続候補を含む

MUは重要ですが、今回の最安観測68,390円は主コード7Cの旅程でした。航空券の主コードは最初の区間や代表航空会社を示す場合があり、旅程全体がその会社だけで運航されるとは限りません。それでも、「MU便が少ないから名古屋発がすべて高い」という単純な説明では足りないことが分かります。

2025年の案内にはMUの3便名が掲載されていた

中部国際空港の「空旅WALKER2025 上海」には、セントレア発上海行きの中国東方航空としてMU292、MU530、MU720が掲載されています。これは2025年向けの案内で、便名の存在を確認する資料として使えます。

2026年夏は、MU530が水曜運休・一部期間は大型化

セントレアの2026年7月1日発表によると、MU530/MU529は毎週水曜日に運航せず、7月17日から8月20日までは一部除外日を除いてA321からA330-200へ大型化されます。通常予定のA321はビジネス12席・エコノミー185席、大型化後のA330-200はビジネス18席・エコノミー245席と案内されています。

つまり、便数だけでなく機材の大きさでも供給席数は変わります。「便が1本減った」という見方だけでは、実際の供給量を測れません。

上海からモスクワ・カザン・中東への接続は残っている

セントレアの2026年6月30日現在の乗り継ぎ時刻表には、MU720から上海経由でモスクワ、サンクトペテルブルク、カザン、カイロ、ドバイ、アブダビなどへ接続する例が掲載されています。カザンは水・金・日、モスクワは毎日の例が示されています。

「減便が原因」と言うには、追加データが必要

因果関係を確かめるには、少なくとも2025年と2026年の季節ごとの週便数、各便の座席数、上海以遠の接続曜日、販売在庫、為替、燃油、需要を並べる必要があります。CURRENTは価格の横断比較には強い一方、過去の供給座席数を保存していません。

したがって、現時点の適切な表現は「中国東方航空の便構成が変わり、価格に影響している可能性はあるが、保存価格だけでは原因を断定できない」です。今後は空港時刻表の月次保存も行えば、価格と供給の関係を時系列で検証できます。

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価格データについて

掲載価格はAMUSTAY Flightの自社DBに保存された観測値です。現在の販売価格や空席を保証せず、荷物条件、販売者、乗継空港などが同一とは限りません。予約前に旅程全体を確認してください。